STRUCTURE 構造

三菱地所レジデンス独自の品質管理・性能表示システム

CHECK EYE'S

構造|ザ・パークハウス文京江戸川橋
「CHECK EYE'S」とは、ザ・パークハウス全物件に対応する三菱地所レジデンス独自のマンション品質管理・性能表示システムです。設計→施工→完成時→入居後の段階ごとに、CHECK EYE'S BOOKで情報開示されています。信頼性をしっかりと「見える化」し、見えない部分への取り組みも随時報告されています。

住宅性能表示制度<構造の安定に関すること>
地震や風などで力が加わった時の建物の強さ(壊れにくさ)について関連すること

基礎の構造方法及び形式等

基礎方式は、地中深くに支持層がある場合に強固な杭を構築して建物を支える「杭基礎」が採用されています。現地でコンクリートを流し込んで杭を造成する場所打ちコンクリート杭と、工場で製造した既製杭を現場で支持層まで埋め込む、埋め込み杭があります。使用されている杭は39本、杭軸径1.3~1.5m、杭底径1.9~2.4m、杭長13~17m、支持層の深さはGL約-17.5mです。

杭の許容支持力

杭の許容支持力とは、1本の杭が支えることができる建物の重さのことです。1本の杭で2,970~11,300kN(約297~1,130t)まで支えることができ、39本の杭で支持されています。

地盤調査

標準貫入試験で調査した地盤(支持層)の地盤面(GL)からの深さを表します。『ザ・パークハウス文京江戸川橋』の支持層の深さは、GL約-17.5mです。
※現地の地盤状況により、同一の敷地内であっても支持層の深さのレベルは変動します。

建物の強度を高めるその他の取り組み

地盤調査

構造|ザ・パークハウス文京江戸川橋
計画する建物に対して適切な基礎方式を決定するため、土質の試験や、標準貫入試験等の地盤調査が行われています。基礎は建物の自重(垂直方向の力)や地震、風等の外力(水平方向の力)を安全に、そして確実に地盤に伝える必要があります。地盤調査の結果から建物に適切な基礎方式が選定されます。

超音波で検査

構造|ザ・パークハウス文京江戸川橋
杭の性能は施工を確実に行うため、最初に施工する杭で地盤調査時の土質と実際の土質が同じかどうかを確認。そして、施工したすべての杭孔について超音波等により検査が行われています。支持層まで達しているか、垂直に掘られているか、設計図通りに杭の直径が確保されているか等、土中の見えない部分の杭を一本一本確認した上でコンクリートが流し込まれています。

ダブル配筋

構造|ザ・パークハウス文京江戸川橋
耐力壁は、鉄筋を格子状に2重に組むダブル配筋とされています。シングル配筋に比べて高い強度と耐久性が実現されています。床のスラブ(土間スラブは除く)はダブル配筋とし、床や壁のコンクリートの中に二重に鉄筋を配することで、強度が確保されています。

耐震スリット

構造|ザ・パークハウス文京江戸川橋
必要に応じバルコニーや共用廊下側の壁(非耐力壁)と柱の間等にすき間を設け、緩衝材(耐震スリット)を入れることにより、地震時に柱や梁に余分な力をかけることなく、主要構造体が大きな被害を受けることが防がれています。

開口部補強筋

構造|ザ・パークハウス文京江戸川橋
開口部の四隅の部分は、乾燥によってコンクリートが収縮する時に発生する力や、地震の際にかかる力が集まりやすく、他の場所に比べると構造上ひび割れが発生しやすくなっています。『ザ・パークハウス文京江戸川橋』では、四隅に補強筋を追加することで、ひび割れに対する補強効果がはかられています。
※柱・梁・スラブとの接合部及び耐震スリット部は除く。

配筋方法

構造|ザ・パークハウス文京江戸川橋
建物の柱(柱梁の接合部分及び間柱を除く)の部分に巻く鉄筋(フープ筋)は、スパイラル型、もしくは、溶接閉鎖型にすることで建物の柱に粘りを持たせ、地震で生じる押し潰そうとする大きな力に対し、粘り強さが高められています。

快適な居住空間を構成する見えない工夫

構造|ザ・パークハウス文京江戸川橋

A:専有部分の
居室の床構造(床暖房部分)

構造|ザ・パークハウス文京江戸川橋
コンクリートスラブと仕上げ材の間に空間を設けた二重床構造となっています。将来のメンテンナスやリフォームに対応しやすい構造です。


B:専有部分の居室の天井構造

構造|ザ・パークハウス文京江戸川橋
コンクリートスラブと仕上げ材の間に空間を設けた二重天井となっています。


C:戸境壁

構造|ザ・パークハウス文京江戸川橋
乾式耐火遮音壁にビニールクロスが施工されています。

D:外壁(外廊下)

構造|ザ・パークハウス文京江戸川橋
コンクリートの室内側には断熱材とせっこうボードが施工されています。外側はタイル貼りです。

E:水廻りと間仕切り壁

構造|ザ・パークハウス文京江戸川橋
水廻りが居室に面する場合、片側のせっこうボードが2重貼りされています。

F:ガラス

構造|ザ・パークハウス文京江戸川橋
ガラスの間に乾燥した空気の層などを設けた複層ガラスが採用されています。

G:PS内の排水立管

構造|ザ・パークハウス文京江戸川橋
排水立管と遮音材・吸音材が一体となった立管が採用されています。
※エアコン用ドレン管を除く。
※コンクリートについての説明は、住棟(住宅を含む建物)の壁、床、柱、梁、基礎等に使用されているコンクリートについてのものであり、電気室やゴミ置場等の付属建物、機械式駐車場ピット等の工作物、外構の塀や擁壁、花壇の基礎等、その他エントランスアプローチや駐輪場等土間や杭に使用されるコンクリートは対象外となります。
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